K-1 in ラスベガス
夕方からオトート2号が来た。今回は出張ではなく帰省。今週、ゆっくり「飲む(ビール)打つ(パチンコ)買う(洋服)」するつもりらしい。着るモノに殆ど何の頓着もしない1号と違って、彼はこだわるのだ。ブランドにではなく、着心地とかデザインとかに。この1号と2号の相違点をあげるとキリがないのだけど、その「キリのなさ」をアネとしては昔から結構楽しませてもらってきた。そしてその相違点を(あたしを含めて)互いに『わっかんねー、何で?』と突っ込んだりしつつも仲がいい、というのが、ウチの自慢だ。
夜、オトート2号とまったりしつつサッカー番組を見てて、そのまま一緒に「K-1 in ラスベガス」を見る。(なのでこんな時間…ねみぃー) まともにK-1を観るのはホントに久しぶりだし、世代交代も進んでいるから選手もみんなわからないのだけど、何となく観てしまうのは3分3ラウンドで決着がつくからだと思う。1ラウンドで互いを探り合って牽制していても、次のラウンドでは勝ちを取りに行くから展開はスビーディーだ。
K-1は、空手とキックボクシングの総合格闘技だけど、空手家やムエタイ選手だけでなく、レスラーを始めとして畑の違う選手も少なくなく、(今回、元プロアイスホッケー選手がいてびっくりした。悪くない動きをしてた) 厳格な体重規制のあるボクシングと違って体型も様々。そこがまた面白いとこでもある。
ローでもミドルでもハイでも、キレのいいキックを見るとスカッと胸がすく。飛び蹴りも回し蹴りも然り。パンチの応酬ももちろんいいけど、それらのコンビネーションが勝敗を左右する試合ってのはいーもんだ。贔屓の選手はいなかったのだけど(つーか、そもそもみんな知らない)、やっぱココロで喝采を送ってしまうのは、キレのよさに加えて体型。レスラー体型よりボクサー体型の方が断然、目の保養になる。顔?はまあ、いいことにこしたこたーないけどさ。格闘技は顔でやるモンじゃないしね。だからボクサー体型がレスラー体型に負けるとちょびっとショックだったりもするのだ。
しかし、2時過ぎに観終り、2号とひとこと。『観るべきものでもなかったなぁ』。それなりにいい試合もあったのだけど、その判定はどーよ、みたいなのもあってちょっと残念だった。レベルが低いわけじゃないと思うのだけど、いまいちスッキリ気分でなかったのは確かだな。