そば屋初日
仕事内容は(今日のとこは)単純。膳を下げて、テーブル拭いて、紙コップや箸を補充する。だけなんだけど、息つくヒマもなかった。7時間があっちゅー間。セルフなんだけど(食券を買ってカウンターに出す)、次々と人がきて、テーブルを拭く前に人が立ってしまう。箸もコップもすぐなくなる。いったいいくつ補充したんだか…エコ的観点からすると、問題なのがよくわかるというか、とにかく消費されるのが尋常じゃない数。これらをプラスチック箸とガラスコップにしたら、その分の手間(人件費)と水道代で高くつくのかなとか、ちらりとそんなことも考えてしまった。狭い厨房に10人以上の人がひしめいていて、機能的かつ効率的に仕事こなしてる。あたしはド新人だけど、挨拶してるどころではなかった。みんなイイ感じの人っぽくてよかったけど、誰が意地悪とか仲が悪いとか、そんなこと考える余裕もなさそーな職場。
『夜は戦場だよ』
と最初に教わったのだけど、まさしくそのとーり、だった。
バイトやハケンをあれこれやってて思うのは、「ヒマな職場の方がつらい」ということだ。時間が経つのが遅いし、すごく(自分の時間を)無駄にしてる気になるし、余計なこと(職場の人間関係とか)が割り込んでくる。同じ時給なら忙しい方が断然いい。(ま、程度はあると思うけど) だからここは、大変ではあるけど、あたしにとってはありがたい職場だ。
賄いメシが1食100円でつく。『何がいい?』と聞かれても(いろいろあるのだけど)、よーわからんので『かきあげ』と言ったらば、『他に何つける?』…何って言われてもなぁ~と思いつつ『お任せします』と応えた。これがよくなかった(?)
かきあげそばにエビ天と青菜とたっぷりネギとカレーコロッケがつき、食べてる最中に横からカボチャの天ぷらが放り込まれた。『足りる?』って足りすぎだー。厨房の隅っこで食べてるから、ゆっくりも何もなく、慌しい。忙しすぎて空腹も何もわからなかったのだけど、美味しかった。昨日、ネットでここの店のこと調べたら「ファンが多い」とあったから味もいいのだろうと思ってたけど、これは正解。不味かったらゲンメツしてしまうもんな。
どこのそば屋だ、と思う方多いでしょーが、ちょっとカンベン。差障りないと思うけど、覗かれたらまだ恥ずかしいし。でもこんだけ毎日人が来てるんだったら、いつ知り合いが入ってきてもおかしくないだろーな。
どんぶりをひっくり返すとか、お客さんに粗相するとか、今日はヘマしなかったけど、いつ何があってもおかしくないよーな状況。ココロしておかないと。今度、1日何食でるのか聞いてみよう。朝5時半から11時までやってるから、相当な数だろーな。(って、営業時間書くだけでバレるのかもね)
今日は世界陸上だかがあるんで、週に一度のお楽しみ『DTB 黒の契約者』はお休み…ちっ。折角の憩いの30分なのに。
ともあれ今夜は爆睡だ!