賀状とエアコチョコチョとそば屋の英会話
余談だけど、彼は「エアコチョコチョ」なるもので大笑いすることを1号から教わり、試してみる。「エアコチョコチョ」とは、“くすぐるぞぉ~”というゼスチャア。これだけで笑うなんて何てお手軽。考えてみたらスキンシップにすらなってないのだけど。
今日からそば屋の仕事始めで(店は年中無休なので31日も元旦もやってた)、痛恨のミスを犯す。いま思い出しても悔しい。
あたしは一部から「英語が喋れる」と思われてるのだけど、ンなこたーない。ただ何となく単語を拾って“あ、こゆことが言いたいのだな”とわかる程度。そば屋での接客にはその程度で充分で、これまでもさして問題ではなかった。「めかぶそば」や「ちくわ」がうまく説明できなかったりというのはあったけど。(だから辞書で調べておかなければ、といつも思うのに帰宅すると忘れる) で、今日、ある外人カップルの男(イイ男だったー)がウィンドウの「いなり」を指して説明を求められたので、中には米が入ってると言うと、「そばが入ってるものが欲しい」と言う。それはない、と言うと彼は納得(?)したのだけど、あとから彼が欲しかったのは「きつねそば」だったと判明したのだ!何てこった!!ちょっと考えればわかりそーなモンなのに、「いなりの中にそば」ではなく「いなりが入ったそば」という意味だったとは!!!あ~、ボケバカオタンコナス!いま思い出しても自分に腹が立つ!丼をさげてくるときにカウンター越しにお揚げを見つけ、これが欲しかったのだ、と言って『キツネか、覚えておくよ』と言ってたけど、あたしが自分のミスに気づいて謝る前に去ってしまった…泣きたい。ちきしゃーう!メニューは全部英語で説明できるように明日こそはちゃんと勉強するぞっ!って、説明できても相手の言ってることがわかんないよーではダメなんだけど。
3が日は人は少なかったみたいだけど(昼過ぎあたり、デパートの福袋目当ての客は多かったみたいだ)、今日は外人観光客は多かった。6、7組くらい案内したかな。えび天はともかくとして、かき揚げの中身は「オニオン(玉ねぎ)とキャロット(にんじん)と…」で春菊で詰まって「ジャパニーズベジタブル」で逃げる。菜っ葉は英語で何だ。リーフでいいのか?ほうれん草もリーフなのかなぁ。英語圏でない人の方が多いのだけど、英語は共通語でもあることをそば屋では痛感する。『観光に来て立ち食いそば屋って通だな』とはチチの弁。日本の印象はあたしにかかってる(?)のだからしっかりせねば!