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ゴザとゴーヤと再びチチの骨

部屋のカーペットを井草ゴザに替えた。毎度のことながらひーひーだ。何せあたしゃ「座卓仕事」で、机の上もその周辺も(いくら昨日片付けたとはいえ)モノが溢れてるから移動だけで“うぅ~、もーやだー”になるのだ。体力っつーか、ただメンドいからなんだけど。
カーペットを丸洗いし、ついでにジャケットとかも洗い、ひととーりすっきりさせたとこで病院へ出かけた。出掛けにハハに釘を刺された。
『おとーさんをいじめちゃダメだからね』
自分だっていじめてるくせにー。とは言わないで、ペットボトルに麦茶つめて(以前は違ったのだけど、この病院、お茶を出さなくなったのだ。何でも「でかい急須でお茶を作る」ことでノロウィルスが何たらかんたらという理由で)、アレ持ってコレ持ってで結構な重さになった。

『かーさんはもー60過ぎて体力もなくなってきてるんだからね、毎日病院に来てくれなんて無理言っちゃダメだよ。ホント、大変なんだから』
って台詞、かれこれ7、8年前、10回目くらいの入院のときにチチに言ったのだが、そんで大人しく『うん』と言ってたのだが、それでも「毎日通ってくれる」ことを期待してる。『絶対来て』とは言わないが(あたしが怖いので)、『来なくていいよ』とも絶対言わない。ま、かわいっちゃー可愛いよな。とりあえずあたしでもよいみたいだし。

病院に行ってあれこれ雑談したあと『大腿部の骨、もらえなくて残念だったね』と言ったらば、ホントに残念そうだった。で、その「欲しかった理由」ってのがちょびっと笑えた。
『もしオレが海難事故とか遭難とか飛行機事故とかで「骨も見つからない」死に方したとき、あれがあれば安心して葬式が出せるだろ』
………知らなかった。そんな思惑があったとは。つーか、そんなこと考えて骨を欲しがってたのか。代わりになる…のかなぁ。わからん。
帰宅してハハに言ったらば、
『海難?遭難?車椅子にすら乗り移れない状態で、そんな事故のこと想定してるわけ?アホらしー』
とニベもない。ハハよ、その発言こそが「いじめ」だと思うぞ。ま、確かに至極真っ当な意見だとは思うけどね。(それに本人の前じゃ言わないだろーし)

何か結構疲れてるよなーあたしー、と思ってたら思い出した。カーペット洗ってゴザ敷いただけじゃなくて、ベランダのゴーヤの蔓を誘導するプラスチック棒がとてもあやふやな状態なので(チチがやったのだけど、きっちり作れてない)、やり直してあげたんだった。手すりに登ってとてもしんどい姿勢で。ゴーヤはチビ助が2つ出来てて、デジカメに撮ってチチに見せてあげたら喜んでた。そーそ、ウチで収穫したキュウリをチーズとパンにはさんで持参して『お昼食べてないからここで食べるよ』と食べてたら、終わってから『オレもひと口欲しかった』とか言い出してまいったな。ちと迂闊。明日は持参するか。
ハハに『で、うちわはいつ作るの?』と訊かれる。こっちが訊きたいよ。
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by yukimaru156 | 2008-07-03 01:35 | そんな1日 | Comments(0)

ちぎり絵ざっか作家 さゆきの  雑記帳


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