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大晦日、08年を振り返る

昨夜、もーこれで寝る!と言いつつ、賀状の印刷だけでもやっとこーと思って、思ったとーり(いつものことだ)四苦八苦。気づいたら午前3時…スキャナーで取り込んだ画像がな~んでおっきくなるのかわかんないんだけど、もーいーやこれで、とキメて晦日を終え、大晦日に突入した。

いまはとっくに大晦日を過ぎて明けて元旦おめでとう、の時間だけど、「大晦日」の日のことを書く。とは言っても「そば屋で仕事」だったってだけなんだけどさ。
まずは部屋の片付けなぞしつつ(でも中途半端なまま)、2時過ぎにはそば屋へ。昨日までは年越しそばとそばつゆしか販売してなかったのに、今日は「かき揚げ、エビ天、イカ天」も販売してて、厨房はまさしく戦場。もー何が何やら、な状態だった。ベテランたちですらヒートアップしてテンパってて、揚げまくりながら駄洒落やシモネタ連発して、閉店の8時までノンストップ状態。店で食べる人よりも店頭で購入する人の方が多いから、そっちは任せてラスト2時間は厨房の大掃除だった。しんどかった…まだ4日も出勤するとは…明日はヒマだといーのだけどなぁ。
賄いメシはそばではなくうどんにして、夜、家族で年越しそば(当然天ぷらつき!)を食べて過ごした。

08年を振り返ると、何だかすごーくせわしなかった気がする。前半はそーでもなかったと思うけど、1月に新風舎が倒産して在庫を引き取るだの何だのと(あちらでも混乱してて)錯綜し、落ち着いた頃に都庁での「HearTokyo」での展示。A2額に入れる絵(つーかマンガ?)に悩み、それでも何とか無事こなせてほっとひと息。それから春イベント、までは記憶にあるのだけど、夏はどーしてたかとゆーのがちょっとすっぽ抜けてる…でも夏後半あたりから「秋出展(店)準備」にかかり始め、それでも充分とは言えないまま怒涛のラッシュをくぐり抜け、“ああ、今年は10周年なのだ…”と年明けから考えていたにもかかわらず「個展する!」と覚悟決められたのはこの頃。3ヶ月を切った9月後半にギャラリーを押さえ、んで10月ラッシュの勢いのまま12月に突入した、と。
ま、そういう年だったな。どこで何をミスったかっつーと、やはり「10月ラッシュ」と「12月個展」の距離が短くて無謀だった、に尽きる。年の瀬の慌しさも手伝って、肉体的にも精神的にも相当しんどかった。よくぶっ倒れずに走り抜けることが出来たもんだ。個展が失敗してたら、きっと自分を責めまくって落ち込んでしばらくは立ち直れなかっただろうと思う。

何をもってして個展を成功か失敗かと呼ぶのかは人それぞれだと思うけど、それなりのモノを出すことが出来て、大勢の人が観に来てくれて、得るものが大きかった。
「10年やったんだからもーいいよな、辞めても」と思うかもしれない、と思っていた。で、それがちょっと怖くもあったのだけど、この個展をやって、“まだイケるかもしれない”と思えた。もっと売れるとかそゆことではなくて、まだちぎれる、と言うことだ。いまはまだ具体的に何とも言えないのだけど、でも「まだちぎれる」と思ったってことは大きい。燃え尽きていないってわけではなくて、また燃えられるだろう、ということが。怖さ(次はどんなの?とか)もある。でもまだ楽しめる、とも思う。作家にとって、この「楽しめるかどうか」は大事だ。金銭的なことや、お客さんの顔色や、体力的なこと、その他いろんな要因で「楽しめなく」なってしまったら、それが「終り」だと思うから。
これからの10年で何があるかわからない。でもこの新年でまたひとつ成長できたらいいなと思う。

あなたにとっても、この新年が素晴らしいものでありますように。
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by yukimaru156 | 2009-01-01 02:24 | そんな1日 | Comments(0)

ちぎり絵ざっか作家 さゆきの  雑記帳


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