無寸草最終在廊日&搬出
それと、惜しくも行けなかったわー、という方々へ会場での様子をデジカメで撮ってここでアップ!するつもりがデジカメを忘れ…こちらもごめんなさい。えーと、近いうちに紫陽花とキリンの絵の「After Rain」だけでもお見せできたらよいなーと思ってますので、もーしばらくお待ちくださいませ。
無寸草に着いたのは2時前くらい。着いてしばらくしてから「雨かもしれない」という声を耳にはさみ、ぎょえぇぇぇ~と内心でびびる。だってチャリなんだもん。あぅー。それからは「降ってないよね?ないよね?」とどんどん怪しくなる雲行きを気にしつつ、それでも楽しい在廊時間を過ごすことが出来た。写真家で趣味(?)で抜群に美味い珈琲を淹れるFJ氏の珈琲をいただきつつ、まったりとお喋りを楽しむ。最終日なんだけど、混み合うほどでもなく、それはそれでがっかりしなきゃいけないのかもだけど、なぜかそれもなく、FJ氏を初めとした作家サンやそのムスメさんや(中学に「煎茶部」があるとはオドロキだ!抹茶じゃないぞ、煎茶だぞ?!大会まであるのだぞ!)、FJ氏のお友達とゆるゆると過ごした。楽しかった。FJ氏はギターを弾き、MNさんはクラリネットを吹き、先々週に引き続き生演奏を聴くことが出来てハラショーラッキー。日頃、音楽に触れないので、こういうとこで耳にできると(しかもナマ!)、ココロが洗われてゆくよーなのだ。ジャンルに関係なく、ね。あとで知った、参加作家サンのお友達の高校生(あれ、中学生だったか)のギター小僧クンにもヤラレたな、いろんな意味で。どんな意味かはナイショ。(あたしはショタではないぞ、ってことだ)
そうやってゆるゆるとキモチよく過ごせて、搬出時間になった。入ってきた作家サンがひとこと。『ぽつぽつきましたよ』 うわぁ~、搬入のときと同じパターンじゃん!ともかくさっさと片付け、まとめる。何せあたしはコマゴマとしょーもなくいっぱいあるので、時間がかかる。でも割とさっさかと仕度はできたので、あとは「降られずに無事ウチにたどり着けるかどうか」が問題。これが何の心配もいらないのなら、も少しみんなとゆっくりしてたかったんだけどさ。額がでかくてカバンのチャックを閉じることができないので、焦らずにはいられない。
5時に閉場して、オーナーに清算してもらい(結構マジで「モトは取れないのでは」と思ってたのだけど、取れた。ありがたい。これもみなさんのおかげです、感謝!)、6時前にはギャラリーを出ることが出来た。
チチに「また大阪屋のタコヤキを買ってくれ」と言われてたのだけど、前回は(ここでは珍しく)並んでなかったのに、今日行ったら10人近い行列になってた。雨はまだだったけど、もーいつ降り出してもおかしくない感じ。行列に並ぼうとは梅雨ほどにも思わず(露ね)、さっさと次の頼まれモノ、明日のパンを買いに走る。あんなでかいカバンでよたよたとチャリ走らせて商店街を行きたくはなかったのだけど、朝メシとあっては買わないわけにはいかないじゃん。ったく何でだよーと思いつつ、でもしっかり自分用に菓子パンも選んで、速攻で帰宅。30分後にざーざー降り。搬入のときもそうだったけど、あたしってばよっぽど日頃の行いがいーんだわ。
というキモチにざざーっ!と水を差す奴が3時間後の「ちぎり没頭中」に出現した。
なぜ座椅子とチラシの山のわずか10センチの隙間をゴッキーが走るのかっ?!しかも4センチはあろーかというでかい奴が!!!
悲鳴を飲み込んだおかげでノドがぐぐっと詰まり、ちぎり途中だったチラシの紙片はどっかへ紛失し、その物体は作品で膨らんだカバンの下に潜りこんで後ろ足だけ見せて停止。あっっっまりにもむかついたので、そーっとそーっと近づいてスリッパをぱしーん!と叩きつけたら、すたこらとドアの影へ…あぁ、むかつく。何故食いモンもない部屋(しかも2階)に出てくるかね。きぃ~!
疲れた…でも夜はこれからヒートアップ。ちぎりまくって金曜の搬入には「すっきり余裕顔」で行くのだ。行きたい…ムリかもだけど、とりあえず「すっきり余裕顔」を目指します、はい。