2007年 12月 03日 ( 1 )

午前5時あたりから手元が狂い始めて、こりゃイカンわいと思って4時間ほど寝て、起きて昨夜の仕上がり具合にちょっと凹む。1メートルのリボンに17個の1×1センチのカラータイルを貼り、そこにちぎり貼ってたのだけど、“ああ、こーすればもっとかあいかったのだ”とか反省しきり。作ってしまったものはしょーがないけど。ンなことなら昨日はさっさと寝て今朝早く起きてやるべきだったのかもしれない。ともあれ5本(タイル85個)完成してたので、後ろから補正してベランダに出てニス塗って、オーナメントを3組作って表参道に出かけた。

「始まりは1本の麻ひもから~歌川智子個展」アート・イン・ギャラリー 11/28~12/3
作家仲間のひとり、うたちゃんの個展。彼女はもう何度も個展をしてるのだけど、表参道デビュー、しかも新聞に大々的に取り上げられたとあっては行くっきゃないでしょう。クリスマスディスプレイも見たかったし。麻ひもで作られる大小の鞄は、ここ数年で色も形態も豊富になり、持ち手の具合とかボタンひとつのこだわりにも唸る。あ~、すごいやー。彼女が講習する教室も新聞告知のおかげで人がすぐ集まったようで、これからまたぐんぐん飛躍してくんだろうなぁ。
差し入れにお菓子や花はつきものだけど、こういうのが山盛りになるつらさ(?)もわかってるので、失礼ながら「何がいい?」とメールで聞いたところ、『甘いものはいっぱいあるからしょっぱいもの』というリクエストだった。にもかかわらず(さらに失礼なことに)、昨夜そば屋でもらってきた天ぷらを持参する。いやぁ、もしっかしたら、その方が喜ぶかなぁ、と思って。5人家族なのでえび天5本とかき揚げ3枚(5枚持ち帰ったつもりなのに…しゅん)。個展だろーが教室だろーが「主婦」という肩書きは消えないので、毎日の食卓は大変だもんね。喜んでもらえてよかった。
それと「麻ひも鞄屋 うたちゃん」の名前入り千社札。ホントは「商売繁盛」も入れたかったんだけど、文字数はこれが限界。
気がつくと2時間ばかりも居座ってしゃべってた。話題は多岐にわたり、楽しかったー。長居してごめんねー。

「山口マオ作品展 旅人の目」 ギャラリーOPA 11/30~12/12
同じ表参道でもまた少し離れたところで開催されてるマオ氏の個展にも顔を出す。予想に反してご本人がいたのでびっくり。何か持参すればよかった…お客さんがマオグッズを購入してサイン(と一緒に氏は丁寧に絵を入れる)をもらってて、それが続くので絵をじっくり拝見してちょっと挨拶して辞した。でもあちらの方がしゃべりたそうだったなぁ…すみません。マオ猫の持つ不思議な存在感は健在で、笑いも皮肉も詩情もある。そういうのが描ける(ちぎれる)といいなぁと改めて思った作品展だった。

毎年恒例の劇部忘年会はいつも渋谷の決まった店なのだけど、今年はちょっと違ってて、迷う時間を考えてもビミョーに時間があり、電車に乗らずに歩いて行った。この「迷うであろう時間」を計算に入れておいたのは正解。地図を90度間違えて歩いてたのだ。見つからないはずだよな。到着は乾杯直前。ふぅ~。
1年ぶりに会う先輩や友人らは全然変わらず(でも酒を飲む人は減ったなぁ)、終始わいわいとにぎやか。昨年のちょーど今頃、タイ行きの話をしてたので『できましたぜー』と持参した本を見せる。既に購入してくれた人もいて嬉しい限り。で、出版社が何も言ってこないから売れてるのかどーか全然知らないのだ、と言ったら『こんなにいい本はもっと積極的に売らなくてはダメだ』とみんなして討議し始める。一番売れるのは成田のキヲスクだろうとか、書店に行って作者であることを告げればポップを描かせてくれるはずだ、とかとか。その真剣さにこちらがたじたじ。制作がしんどすぎたのもあって、「過去の話」として忘れたかったときもあったのだけど、それを過ぎたいま、「売るのは出版社と書店」と傍観してた自分が情けなくなった。本来ならあたし自身が積極的に営業なり何なりすべきことなのだよな。

先日、長らく下の句がわからなかった俳句の、作者とそれがわかった。啄木だった。
「友がみな 我より偉く見ゆる日は 買い来し花を 妻としたしむ」
花屋は閉まってるし、妻はいないし、さてどーしたものかね。帰宅して鞄を開けたら、旅行案内のパンフだの求人のチラシだの何だのと5、6枚出てきた。色見たら手が出るショクギョービョー。とりあえずこれからまたちょっとちぎります。
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by yukimaru156 | 2007-12-03 01:29 | 行った観た読んだ | Comments(4)

ちぎり絵ざっか作家 さゆきの  雑記帳


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