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1966年に「世界一裕福な個人」としてギネスに載った男、ジャン・ポール・ゲティ。その資産、何と1.4兆円。そして1973年、彼の孫が誘拐され、世界が注目する中、1700万ドル(約50億円)の身代金請求に対して『一銭も払わない』と公然と拒否。慰謝料や養育費を0円にすることを条件に離婚した母親は初めて彼に頭を下げるがこれも拒絶。母親は誘拐犯、そして義理の父親と戦う羽目になる…という、これはホントにあった話。

へー、そんな事件があったんだー、と映画の予告で初めて知って、チラシ見てちょっと気になって、個展前のあたふたにもかかわらずちょいと行って観てきた次第。「気になった」てのが、もともとの主演はケヴィン・スペイシーだったのに、撮り終えたあたりでセクハラで訴えられ(しかも少年相手だったこと、それで引退してしまったことをあとから知ってまたびっくり。あたし、結構好きだったんよ、彼)、公開が危ぶまれたところでまさかの主演交代「速攻撮り直し」。この撮り直しに対してマーク・ウォルバーグが母親役のミシェル・ウィリアムズのギャラの何と1000倍(1500倍の説も)を要求するという、そんなとんでも話まであったことでこの映画はさらに底上げされた…らしい。しかも監督はリドリー・スコットだし。そりゃ観たくなるっしょ?(ちなみにマークはこれが報道されてさすがにヤバイと思ったのか、あとで全額を「セクハラ撲滅運動」に寄付したのだそーだ、ははは)

ケヴィンの代わりに超スピード(3週間)での再撮影をこなしたのは、御年88歳のクリストファー・プラマー。世界一の富豪にして世界一の守銭奴なんだけど(でも美術品はばんばん買う。『人と違って変わらないものだから』)、結果論として彼で正解だったのではないかと思う。

ただねぇ…話がねぇ…実話とはいえ脚色されてるのはわかるけど(こういう場合、どこが脚色部分、てのがわかるといいのにね)、にしてもちょっと残念だった。リドスコ監督の駄作ではないが傑作でもない。凡作、てとこか?
身代金を請求したものの返事が得られない誘拐犯は焦れるし、母親は奔走するも無駄足だし、マークはゲティの代わりの交渉人(元CIA)で優秀らしいのだけど「役立たず」で、後半に行くに従ってちょっと飽きてくる。前半はなかなか緊張感ある展開で楽しめるのだけどね。

誘拐犯の身代金が提示されるや、自称犯人たちの手紙がわんさかやってきたとか(マフィアから右翼左翼テロリストまで山ほどで、どれが本当の犯人からのものかわからない)、『14人の孫全員が同じ目に遭ったらどうするのだ』とか、ゲティの言い分もわからなくはない。ないけど、にしたって周囲がヘタレすぎだし(警察含め)、後半はもう誰視点で話を進めるべきなのか監督もわかんなくなってきてたんじゃないかとすら勘ぐってしまう。
犯人たちに翻弄される誘拐されたポール(未成年かもしれないけどオトナに近い)が、そもそも「どういう子なのか」がわからないというのもこの映画のつまらなさの原因の1つになってるのかもしれない。離婚してからの母親や弟、妹たちとの生活がどんなものだったのか伺い知ることができないのだ。「不良」らしいけどね~だけじゃねー。終盤のマークの「交渉」もやや唐突だし、結末もすっきりはしない。
3時間ムダにしちまったな、てのがショージキな感想かしらね。

出品するモノは何とか揃った…と思いきや、これの仕上げがまだじゃん! とか、値札がついてない! とか、ちょこちょこと作るモノもあって、ホントならまだ作りたいモノもあって、たぶんまだあと3、4時間はあがくと思う。
がんばれ自分!









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by yukimaru156 | 2018-09-22 01:07 | 行った観た読んだ | Comments(0)
もーお腹いっぱいで苦しくてやばくてこれ書くのもツライんだけど、何とか書きます。そんでまた自分の仕事に戻るっす。

昨日からやってる豆本(5種計35冊?)の製本、いまだ終わらず…さっきまでやってたんだけどそんてもまだ…なのは、今日はどーぶつ病院キンムの日ってのと、そのあとインチョの還暦祝いのぱーりーだったから。
まーほぼ1週間ぶり? の勤務で(もちろんそれまでせっせと製本してた。あ、いー天気だったので洗濯とお布団干しもしたけど)、『月曜は人がいないので来て欲しい』と言われてたけどいちおー「祝日休診」てことではあるので、それほど大変でもなかろーとタカくくってた…かな。
やることいっぱいだったよ。ふぅ。割るのにくろーする錠剤(割ると砕けてしまうのだ)「1/4を150錠」とか。って何錠を四分割すればいーんだっけ? と電卓叩いたりしてさ。

そんでもまぁ、ぱーりーのために「急げ急げ」でがんばって、8時前には無事終了。ぱーりーはご近所のお店で、6時半から始まってるのでインチョを先に行かせて、諸々の片付けをKIセンセとやっつけてから向かった。
朝はぴーかんで、ここ数日の(深夜には膝掛けが必要だった)肌寒さがウソみたいに暑かったのに、病院を出たら土砂降り…何つー天気だろね。でも洗濯できてお布団干せてよかったわぁ。

ぱーりーは病院の面々ではなく、かつてここの近所にタイ雑貨の店をやってたCZさんとあたしを含めその店を懇意にしてた友人たち。総勢で10名ってとこかな。あたしとKIセンセとの料理はちゃんと残してくれてあって、ハラヘリだったので2人でがっつき、センセたちは「呑める人」が大半なので次々ワイン開けてた。(何本消費したのだろう…? 何か次々出てきたのでよくわからん) あたしはコーラ(随分ひさしぶりに飲んだ気がする)で、料理を堪能。どれも美味しかった~。鮭はほろほろだし、カマンベールチーズの肉巻きとかもお口でとろりで、いきなりばくばく食べたのでいまは胃がちと大変なことになってる…。

実はこのぱーりー、インチョには「ただの飲み会、ひさしぶりにみんなで」てことになってたんだけど、サプライズの還暦祝い。もう1人いるので合わせて2人にみんなからのプレゼント有り。インチョには大好きなヌーピーのトートとマグ、KD兄には年代物のいいウィスキー。見せてもらったトートはごくごくフツーのトートに見えてちと違う。何が違うってその絵、ヌーピーのコマ漫画なんだけど、「インチョの誕生日に掲載された日の漫画」なのだ。すごいよね、ンなことまでやってるんだ! て感じ。

これでもか! てくらい食べたのにケーキが来て(みんなでハピバを歌い)、フルーツも来て、もーホントにホントに何も入りません! もー無理です! てくらい胃に詰め込んだ。11時にはお開きとなったけど、1時過ぎてんのにまだ苦しいよ…これから明け方まで作るつもりしてるからちょうどいい? かもしれないけどさ。
まー賑やかしくわいわいと楽しかった。全員としゃべれたわけではないのがちょっと残念ではあるけど、それでも気心知れた仲間たちとはしゃぐ、てのはいーもんだぁね。(みんなにDM渡せたし)

さて、製本でどんだけ消化されるのかわかんないけど、とりあえず35冊、仕上げてきます。そーそ、新作豆本の詩本、しくった、ここはこーじゃなかった! てのがあったんだけど、あふたーふぇすでぃばるてヤツで、もーどーしよーもなく、シゴト行くまでちょっと凹んだりもしてたんだった。ま、そんな話はまた明日にでも。








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by yukimaru156 | 2018-09-18 01:26 | 行った観た読んだ | Comments(0)

  落合芳幾 回顧展

ぜってー何が何でも行く! と決めてた本邦初の落合芳幾展。が、26日までとはすーっかり失念してて、でもギリ気づいて(間に合って)良かった~。この週末でいつ行けるか考えると、やっぱり今日(か日曜)だなと思い、そんで日曜の原宿を歩く気にはなれないので今日となった次第。ま、原宿なんてもー週末も平日もぜーんぜん変わらない(気がする)けどさ。

国芳の弟子であり、兄弟弟子にあたる芳年と『英名二十八衆句』の競作で知られてるとはいえ、国芳、芳年ほどのメジャーさはないせいか、彼のみの展示というのはこれまでなかった。なので予告を見たときは、もー「うひゃっほう」で「ぜってー行く!」と思ってた。午前中のシゴトを終え、経堂のパン屋とスーパーをはしごして買い物を済ませ、昼食たべていざ原宿。歩いてるのはガイジンかワカモノばっか。はわかるとしても、太田記念美術館も落合芳幾もどっちかってーと「通好み」の場所で展示だと思うのだけど、結構混んでた。

芳幾は17歳で国芳に入門、20代で頭角を現し始め、それからは師の元で個人でも仕事を請け負うようになり、30代で弟弟子の芳年と『英名』を競作する。これはいわゆる「血みどろ絵」で、28の実事件を(多分に虚構も入れながら)描かれた傑作。28枚を14枚づつ描いた、とは初めて知った。芳年の絵ばかりが取り上げられることが多かったせいだと思う。そしてその理由も何となくわかった。「血みどろ絵」は、その派手さがウリなわけだけど(まぁ、いわゆるスプラッターね、当時の)、芳年の方が弱冠派手なんだよね。構図とかも目を引くし。でも芳幾の方がヘタなのかとゆーと、そーでもない。つか、男衆は芳幾が描く方がイケメンだ。いやホント。この目つき(眼力)、たまんないっす! 国芳だって芳年だってそー変わらないけどね。何だろな、ちょっと静謐な感じがするのかな。それが「ややおとなしめ」な印象になるのかもしれない。

浮世絵に描かれる男も女も「みんな似たように見える」かもしれないけどさ、それって「いまの漫画はみんな似てるように見える」というのと同じで、見慣れてる人には「え、違うじゃん!」になるんよ。当時の人たちがこれらに親しんだ、てのはいまのあたしらが漫画に慣れ親しんでるのとまったく同じ。だと思う。キョーミない人は全然興味ない、てのも一緒。にしてもつくづく、「鳥獣戯画」「浮世絵」から「漫画」への系譜に想いを馳せずにはいられないわねぇ。

話それたか。芳幾、芳年が40代となるころ、明治維新があり、江戸は東京になり、美術工芸を問わず、あらゆるモノの舶来品が巷に出回るようになった。それらを彼らがどんな目で見ていたのかは知る由もないのだけど、「新聞錦絵」を刊行したり(いわゆる瓦版みたいなもんだけど、派手な事件を派手に描くから、いまの新聞のような即時性に欠けてもよく売れたみたいだ)、『俳優写真館』として、写真を真似した(写実ではなく)絵を描いたり、時代が変わっても創作意欲は芳年同様、旺盛だったみたいだ。削がれてしまった人も多くいたと思うけど。

いー気分で歩いて渋谷に出、似鳥で先日吉祥寺で買ったのと同じ額を2枚買い、本屋行ったら欲しかったのがなくて続けて2軒回ってなくてがっかり…てゆーか、B1st、いつからヴィレバンになったんだ?! びっくりだ。そして3軒回って買えなかったことにもびっくりだ。ここでダメならどこで買えるんだろー…?

夕飯作って、それからはせっせとちぎちぎ。これまでとちぃーとばかし違う「くりくり」をちぎった。夕飯のこととかこのちぎちぎの話は明日にでも。たぶんだけど。









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by yukimaru156 | 2018-08-25 02:02 | 行った観た読んだ | Comments(0)
「仁義なき戦い」を始めとするヤクザ映画復活! みたいな宣伝と、結構な高評価だったのと、公開してじきに続編決定、の記事をどっかで読んだのでちょっと気になってた。のが近所の映画館に来たのでシゴトのあと、さくっと行ってきた次第。

ヤクザ映画は一時期よく観てたので、結論からゆーと「そんなに新味もないような…」てのが感想。設定が昭和63年なので、"何だ、平成ヤクザじゃないんかい"とまずそこでちょっとがっかりしながら、それでもとりあえず飽きはせずに観てた。

広島の架空都市での、ヤクザの抗争と、それを「どうしたいのか」よくわからん警察との三つ巴なんだけど、役所広司演じる大上(ガミさん)の『警察じゃからの、何してもええんじゃ!』とのたまう傍若無人な振舞い(賄賂は受け取るし暴力も不法侵入もその他何でもござれ)はヤクザより質が悪い。よーに見えて実は…みたいな話。ガミさんの下につくことになった新米刑事に松坂桃李。荒っぽすぎる新人教育を受けつつも、彼はホントは「大上の不正を暴く」ことを目的とした内偵なので、日々何とか喰らい付いてる。彼のアクションはまぁまぁなんだけど、見せ場としてはやや物足りないかなー。

公開当初はやたらと『アウトレイジ』と比較されてたけど、どっちがどうって…どーなのかなぁ…と考えてしまった。少なくとも『ンだと、このバカ野郎!』の応酬しかしてない、お前らの語彙はそんなモンなのかよクソ野郎! と叫びたくなるよな『アウト』に比べると『孤狼』の方が内容はある。あるけど、ヤクザ顔のヤクザ(つまりそれっぽい役者)が揃ってるのは『アウト』の方。らしくない役者もそれなりに見せてたしね。スタイリッシュなのも『アウト』だけど、舞台が「昭和末期」であることを考えると『孤狼』の方がある意味「ヤクザ映画らしい」のかもしれない。

終盤でガミさんの真意みたいなのが垣間見えてくるのだけど、"だから何じゃい、それでどーにかなる思うとるんかい、ワレ!"とツッコミたくもなる。そこ突けよ、桃李! とか思う間もなく急展開するのでヤレヤレ、なのだ。
監督が『日本で一番悪い奴ら』の人なので(こちらは道警の実話。2年くらい前に感想書いた記憶がある)、どー描くのかなーと思ってたけど、つまるところ「サツもヤクザも変わらん」て言いたいだけなんかな。だとしたらやっぱ「新味ないわ」だ。

にしても真木よーこ。あーたホントに極道の妻だったんか? と疑うほどにバーのママが合ってない。加えてあの軽薄で若いツバメが情夫? 笑かしてくれる、て感じ。一番のミスキャストだと思う。業も凄味も全然ないじゃん。まー脚本(演出?)も悪いのかもだけどさ。

あ~、唐突に大沢在昌原作、もんでんあきこ画の『雪人』が読みたくなった! (確か全5巻で、2巻までしか読んでない) ああいう、すぱっとした「狩猟系」の刑事の話が読みたい、観たい。ヤクザじゃないけどさ、ヤクザを「狩る」刑事がいーんだよ。どっかで入手できんかなー、中古で安く。

これ書く前にやふーの映画レビューを何本か見たのだけど、高評価で、そんで決まって星1つ2つの人たちが『なぜこんなに高評価?』と書いてる。まったくの同感。太鼓持ちが多いってことかな? それとも平成生まれが観ると斬新なのかしらん。ま、あたしは日本のヤクザ映画そのものに対してあまりいい評価持ってないんだけどね。韓国や香港の方がノアール度も密度も高いし。

明日は高円寺なので、これからまだちょっとちぎる。帰宅したらシゴトじゃ。気張らねばな。








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by yukimaru156 | 2018-08-18 01:58 | 行った観た読んだ | Comments(0)
日本人がメーキャップで主演のゲイリー・オールドマンを見事に「チャーチル」に仕立て、アカデミー賞を受賞したことで話題になったから、知ってる人も多いと思う。あたし自身、それがなかったら観たいとは思わなかったかもしれないし。

近所の映画館で上映されてたので、早番シゴトを終えたあと、ハハと行ってきた。ここの年会費も払わないといけなかったしね。
チャーチルが首相に就任したのは、ヒトラーが台頭し始め、欧州全体が(まだそれを脅威と判断しかねつつ)ざわつきだしたころのこと。それも諸手を挙げての賛成とはほど遠く、ヒトラーとの交渉がうまくいかなかったら(その可能性大)、責任取らせればいいといった思惑の絡まり合った結果。政界の嫌われ者で、国王すらもいいとは思ってない、というのがちょっと解せなかったら、それはすぐ氷解した。
『国王は、兄とシンプソン夫人を取り持ったことを根に持ってるんだ』
そーか、「王冠を賭けた恋」か! イギリス人にとっては説明するまでもないことなのだろうけど、言われるまで気づかなかったわ。

就任してからの27日間の、彼の苦悩と決断とが丁寧に描かれ、戦場シーンもヒトラーも出てこないにも関わらず、緊迫感が漂う。国民に真実(イギリスが劣勢であること)を伝えるべきか否か、周辺国はどう対応するのか、軍隊はどのくらいもつのか…。やがてベルギーが陥落して、情勢は刻々と変わる。ヒトラーは(ムッソリーニは)、まだ交渉の余地があるのか、降伏したとして、果たして主権を保つことはできるのか?
当時はヒトラーがまさしく「飛ぶ鳥を落とす勢い」に乗っていて、だがそれが「自分たちにどんな影響を及ぼすのか」の見極めがつかなかったころのことだ。各国の足並みも揃わないままで、不安材料はいくらでもある。そんな中で「少しでも有利な方向へ交渉すべし」なのか、あるいは「戦力で劣り、勝利を確信できなくても闘うべき」なのか。

結末はもうご存知のとーりなのだけど、そうわかっていても見せ場も随所にあり、チャーチルののっそりとした振舞い(でも『歩くときはシャカシャカと早いのね』とはハハの感想)、人を喰ったような物言いが緊迫した情勢と合ってるんだか合ってないんだか…で、このギャップがハマるのか退屈しない。美人の奥さんの功労も素晴らしいし。
ラスト近くの国王の突然の訪問や、地下鉄での出来事、そしてそのあとのチャーチルの演説(これはたぶん、そのままなのだろう)にはちょっとココロ揺さぶられたりした。このあたりはどこまでが真実なのかわからないけど。
しかしこれがホントにG・オールドマンかぁ~、ひさしぶりに観たから「メーキャップ前」の彼がどんなんだか知らないのだけど、CGで何でもできちゃう昨今、この技術を見せ付けることで「映画本来のおもしろさ」を知らしめてくれた気がするな。とは言え、芸達者なチャーチルのそっくりさんを起用しても映画の出来は同じだったか? と問われると…う~ん…なんだけど。

いい映画だったのでいい気分で帰宅…ではなく、そのまま電車に乗って三茶。そしてサイズ的に「オーブンレンジで回転皿」か「温め機能のみのフラット」の二択だったレンジをハハと相談した挙句、後者に決めて購入した。そりゃ、多機能欲しかったけどさ、それより「フラットタイプのレンジ」の方が欲しい、てキモチの方が強かったんよ。

ムジでジーンズを買い(試着したらハハがひと言『かっこいい』と言ったので即買い)、夕方には帰宅したのだけど、けっこー疲れた。夕飯のあとの制作についてはまた明日。









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by yukimaru156 | 2018-07-28 02:16 | 行った観た読んだ | Comments(0)
太田記念美術館で開催されてると知ったのがつい数日前。チラシを見ると6月2日からになってた。(ちなみに29日まで) 何でもっと早く気づけなかったか! と思ったけど、行くなら今日しかないな、と思って出かけてきた。昨日に引き続き、涼しいとまでは言えないけど気温は30℃くらいで過ごしやすい。ありがたい。(おかげで昨日作っておいたスポドリを忘れてしまった…)

副題に「人はなぜ悪に惹かれるのか」とある通り、展示されてる浮世絵は、歌舞伎などで演じられて好評を博した悪人たちばかり。石川五右衛門、白浪五人男、鼠小僧。当時は実際にあった事件を上演したり、小説にしたりしたので、いまのワイドショー的な扱いで娯楽でもあったのだよね。誰が演じた何、ということでまた話題になったり、大衆好みに脚色されてったり。(パート1は2015年に開催されて好評だったのだそーだ。見逃してたなー、ちぇっ)

「盗賊、侠客、悪女、ストーカーから妖術使いまで」とあるように、ただの「悪」と言っても幅広い。桜姫に恋慕する清玄なんてストーカーそのものだし、最期は刑場の露と消えた八百屋のお七も、悲恋の括りに入るのかどーかは解釈次第だけど「悪女」として展示されてた。平将門の娘、瀧夜叉の絵を観て(すでに何度も観てるけど)、皆川博子の『瀧夜叉』が読みたくなり、と同時に、"どんな話だったっけ…?"と思う自分に愕然としたりした。読後、おもしろかったー、て記憶はあるのだけど、内容が思い出せん…まずい…ここでは「妖術使い」ではなかった気がするのだけど。

浮世絵、特に豊国、国芳、芳年らの描く武者絵やいわゆる「血みどろ絵」が好きなあたしにとっては、過去に観たことある作品も多かったのだけど、「鬼神お松」は初めてで、おおっ、て感じだった。
講談、小説、歌舞伎で有名な題材のひとつで、遊女だったお松が仙台藩主に見受けされるもその藩主を殺され、仇討ちの旅に出てやがて女盗賊となる。そこで知り合った男と同行することになるも、その男が探していた仇討ち相手だとわかり殺害、本懐を遂げる、というもの。濁流の中、背負った女(お松)に首をかっ切られる男の絵が描かれてるのだけど、飛び立つ水鳥と水の勢いと男の驚きの表情、そして血飛沫と女のある意味無表情な、達観したような顔が印象的だった。解説読まなかったら、どういうことなのかわからない絵ではあるな。

鑑賞後、廊下で落合芳幾の展覧会のポスターが目に入り、テンションが最高潮に達した。て、わかる人にしかわからんよね~。ごめんねー(棒読み) 芳年と同様、「血みどろ絵」を得意とした浮世絵師で、彼との共作となる『英名二十八衆句』は有名なのだけど(本展でも何作か展示されてる)、彼の作品だけをまとめて観た記憶はない。のもそのはずで、「初の回顧展」と銘打たれてた。素晴らしい! 8/3~9/24まで、というのがちと何だけど、でも絶対、何が何でも行くだろね。
受付けの売店で「相馬の古内裏」の手拭いを見つけたのでそう言ったら『???』な顔されてしまった。国芳の超有名な髑髏の絵だよ、展示してんじゃんか! とツッコミたかったけど置いといて、無事入手。やっぱ瀧夜叉、再読したいわぁ。(瀧夜叉が妖術使って大宅太郎光圀の力量を試してるところなのだ)

帰宅前に新宿のドバシへ出かけ、レンジを見る。品揃えは豊富だけど、やっぱりサイズがネックで(サイズが合うモノはどれもフラットではなく回転テーブルなのだ)、諦めてB・オフに寄り、『ヒトガタナ』の最終巻を探したけど見つからず、ついでに『コタローは一人暮らし』も探したけどなくて、ま、それでも今日は素晴らしい収穫であった、といい気分で帰宅した。

朝8時前から来てた植木屋は『ちょうどいま帰ったところ』と言われた。挨拶したかったんだけど残念。モサモサの激しかった椎の木や梅の木がばっさり刈られ、庭全体がすっきりした。夏らしく爽やかな感じになったな。
夕飯のあと、バリバリちぎって貼って、7枚のミニ色紙を無事完成させた。これはちょっとどーかなー、とか、この色じゃなかったかなーとか、細かいとこが気になったりもするのだけどね。あと2枚(のつもり)はちょっと保留にして、大色紙(つかフツーの色紙)に移りますかね。








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by yukimaru156 | 2018-07-27 00:37 | 行った観た読んだ | Comments(0)
行ってきましたですよ、江の島! 雪丸にとってはほぼ30年ぶりとかゆー、何かもー「昔すぎて忘れた」地であります。雪丸ンちから江の島までは約1時間半。近いっちゃ近い、遠いっちゃ遠い…でもやっぱ近いですかね。OD線1本だし。

えすかーとか何とか、そゆのは使わないで、せっせと歩く雪丸とみちゃお殿。雪丸、階段でひーひーゆーも、最後まで『乗ろう』たー言いませんでした。でもね、日頃のうんどー不足は痛感したみたいですねぇ。明日はきんにくつーですねぇ、ぷぷぷ。d0078532_055729.jpg
いまが真っ盛り! の紫陽花が随所にあって、これはやはり「歩いてないと」わからないんじゃないかなー。見事でしたよ、どこも。いまってホントに種類が豊富で、色だけでなく形まで楽しめる。素晴らしいです。(ちなみに雪丸ンちだけでも4種類の紫陽花が咲いてるですよ)

ぜーはー登って、見晴台で海眺めて、「山二つ」を見て(ホントにこーゆー名前なのよ。かつては1つだったのが割れて2つになったんだって)、てくてく降りて、海を間近に見ながら橋を渡ってくと欄干にはいくつもの写真が…むむむ? と見たら、そこにはこんな解説がありました。
『昨年10月23日の台風により、橋や岩屋は壊滅的な被害を受けました』
で、写真は「台風以前」の橋や岩屋の景色と、台風惨禍のあとのもの。階段壊れてるし、岩屋(橋の先にある洞窟)は浸水して展示物が散乱してしまってるし、うわっ、こんな惨事だったのか! ですが、何よりびっくりしたのが、昨年のその日は、雪丸が行ってる毎年恒例の「三茶DE大道芸」が「台風で流れた日」でもあった、てことっすよ。こんな台風だったんだねぇ~、と改めて写真に見入ってしまった次第。

「江の島岩屋」はこの橋の先にあり、もーすぐ目の前が海原! の洞窟。入場料は500円で、いー値段してんだな、と思った雪丸たちですが、とんでもない! 500円の価値ある、素晴らしい洞窟でしたよ。まず入った途端の「ひんやり感」からしてたまんないですし、奥へ奥へと行くうちに狭く暗くなってくわけですが、そこでミニ行燈(蝋燭)を渡されてさらに奥へ行くと水の滴る音、両端には仏像、そして最奥には龍! はいなくて、『昨年10月23日に龍より長期休暇の申請を受けたので許可しました。現在旅行中です、申し訳ありません』の立て札が…そーですか、ご旅行中ですか。それなら仕方ないですね。でも「第一岩屋」「第二岩屋」と充分堪能させてもらったので、みちゃお殿と『8ヶ月でよくここまで復興したよね』と満足して帰りました。(写真、撮ったのだけど洞窟ってこともあって上手く撮れてなくてごめんです)

d0078532_065826.jpg江の島駅で待ち合わせたのが10時45分(着だったので)。洞窟探検が終わったのが12時過ぎ。ちょーどいい具合にハラヘリになった雪丸たち、「海の見えるレストランでごはん!」とまたてくてくと階段登って、どこがいいか物色。ま、ここらのれすとらんは大抵は「海が見える」のでね。

そんで入った江の島亭で選んだごはんは「江の島丼」。わかりますかね、この黒っぽいの。これ、サザエなんですよー! たっぷり卵とごろごろサザエの丼。と、奥に見えるのが江の島のあちこちで見られる「しらす丼」もいいねぇ~、と眺めてたので、そのしらすたっぷりのサラダ。いやー、美味しかったですよー、もちろん。昼時ってことでちょいと待たされたのですが、ベランダへ通されたので磯の風を直接感じられる、相模湾を眺めての昼食はもー絶品でした。食後も水飲みながら2人してまったり過ごす雪丸とみちゃお殿。『もーずっとここにいたーい』とかのたまってました。ま、キモチわかりますけどね、満席だったのがいつのまにかマバラになっても、水何杯お代わりするんだ! てくらい居座ってましたよ。

みちゃお殿のオススメの「海苔羊羹」を雪丸ママの土産に買い、それから「生姜しらす」なるお惣菜も買って(ナマのを買おうとしたらお店の人に『これはここで食べる用です』とか言われちまいました)、またてくてく歩き、江の島駅に戻ってきたのが5時ちょい、雪丸の帰宅は7時ちょい、てとこでした。歩行距離は5.6キロ、歩数は12663歩で消費カロリーは298キロの「チーズバーガー」。(雪丸のガラケーは食品換算して表示されるのです) 
ひさしぶりに海を眺めて、千葉白浜を思い出してちょいと切なくなったりしてたですが、いっぱい歩いていっぱいしゃべって楽しく過ごせたいい1日だったね、雪丸。明日の早番、がんばりませう。








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by yukimaru156 | 2018-06-15 00:44 | 行った観た読んだ | Comments(0)
出世コースを歩むエリート侍が、ちょっとしたことで藩主の怒りを買い、『これからは猫の蚤取りでもして無様に暮らせ!』と藩を追い出される。生真面目(らしい)彼(阿部寛)は、それを「藩主の命」として、正直に「猫の蚤取り」の店へ。

この藩主(松重豊)が、「蚤取り=枕稼業」であることを知ってたのかどーか不明だが、ともかくそういう、猫の蚤取りとは表向きの、女性相手に春を売る裏稼業に目を白黒させながら市井の暮らしに馴染んでいこうとする侍にアベチャン、彼を指南することになる女たらしの濡れ事師にトヨエツ、蚤取り屋(いろんなタイプの男たちを囲ってる)夫婦に風間杜夫と大竹しのぶ、そしてアベチャンの初のお相手となり、『このヘタクソが!』と罵る女が寺島しのぶ。こんだけゴーカなキャスト揃えて、しかもみなさん芸達者なのに何て惜しい使い方してんの! てのが最初の感想、かな。レビューで賛否両論だったのであまり期待はしてなかったのだけど、たぶん、話としてはそんなに悪くない。原作は未読だけど。

前半はまぁまぁ悪くないと思えるのだけど、中盤でちょっと怪しくなってきて(斎藤工が浮いてるせいもある)、コメディとしては何とも中途半端な…と思ってるところへ台詞に頼ったぐだぐだな説明が主となっていき、ちょっと意外な展開、となるはずがテンポの悪さ故に衝撃でも何でもなく、これはたぶん脚本と演出が悪いのだなー、と思った。
小説ではさらりと説明できることでも、生身を動かしてると台詞に頼らなくてはならないという難点はある。あるけど、それをどう説明するかは工夫のしようがあると思うのだよね。そこに知恵を絞ってこそ、醍醐味も出てくるとゆーか、深味になるとゆーか。台詞で説明させる、というのが一番悪手。時代背景もあるから、聞きなれない単語とか主従関係とかわかりづらいし。

江戸時代ってのは性にたいしてすごくオープンだったというか、良くも悪くも明け透けで、男女に関係なくそれなりに楽しんでた。北斎の娘のお栄が主人公のアニメ『百日紅』でも、男と寝よう思って陰間茶屋(基本、男が男を買う店)に飛び込むシーンとかあるけど、市井の暮らしの中で「性」てのは決してこそこそするものじゃあなかったのね。まぁ、そういうシーンがあるからR15指定となってしまったわけだけど、その「おおらかに楽しんでる」さまをコメディとして描けば、もっと違う、いい感じになったんじゃないのかなぁ。中途半端に描くから曖昧な後味になってしまうんだ。『高速参勤交代』だって、当人たちが真面目だからおもしろいところが随所にあったのだし、こんだけ役者揃えてたら出来たはずだよなー、もったいない。

ハハと渋谷で観て、それからいろいろ(てほどでもないけど)あったのだけど、それは明日にでも。映画の感想って書くとなぜかとてもくたびれるわ…言葉選びに時間かかるからかー。








(^_^;)

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by yukimaru156 | 2018-05-31 02:06 | 行った観た読んだ | Comments(0)
たった9年の人生で9度死にかけ、9歳の誕生日に崖から転落して昏睡状態の少年ルイ。その周辺で起こる、不可解な出来事。最後の事故(事件?)のとき、ルイに何があったのか。そもそもなぜ彼はこれほどまでに不運なのか。事故直後、失踪した父親。若く美しい母親の元に届く怪文書。真相を探る担当医を襲う悪夢…すべてが謎のまま、物語は意外な結末を迎える。

この映画がオカルトなのかミステリーなのかまったく不明なまま、それでも気になって観に行ってきた。ルイ役の少年がかわいかった、てのもある。生後1週間でベビーベットの上の照明が落下して肋骨が砕けるとか、食中毒になるとか、腕折ったり事故に遭ったりと、「瀕死の状態に陥ったのが9回」、てだけでそれ以上に数えきれないほどの不運に見舞われてたら彼が『ぼくは大人にはならない』と人生を諦観してしまうのもわかる。でもだからといってこましゃくれた嫌なガキではないあたりが、担当医ならずとも"どうしてこんなことに?"と同情と感心を惹かずにはいられない。
『最初は自傷を疑った、大人の関心を惹くための』とかつてのルイの心理カウンセラーは言う。
『でも、それでは説明できないことが多過ぎた』と。

担当医が見る悪夢からオカルト的な展開も予想してしまうのだけど、そういう話ではないことはラストになってわかる。昏睡状態のルイの回想からは、彼がいかに聡明な少年であったかが伺えるのだけど、最後の事件(もしくは事故)については語られない。この展開がまた憎い。つか、うまい。
元はイギリス人作家のベストセラーだそうだけど、読んでたらさらにヤラレてただろうな、とか思ってしまった。悪夢のあたりとか、ホントにどきどきするし。
『子供は両親を買い被るもの』だけど、でも同時に『こちらの想像以上に見抜いているもの』でもある。振り返れば決して「意表を突く」ラストではなく、巡らされた伏線がちゃんと生きて(活かされて)、すとんと落ちる(納得できる)結末となっている。観終わったあと、「男ってバカだな」てのと「切ないもんだな」てのが同時にくるけど、それすらもまぁ悪くない。それに何よりルイ役のエイダン・ロングワースがいいからね。ただ、劇中に出てくる「処分権」については、もうちょっと説明が欲しかったなー。

映画の前に、3月でどーぶつ病院をやめたMKさんとランチした。一緒に仕事してたときは(それぞれの仕事が忙しくて)まともに話も出来なかったから、初めてこんなにしゃべったな、て感じだった。え、そーだったんだ、とか、それは知らなかったー、てのも多くて、もっと早くにいろいろ話が出来ていればと思ったり、それでも(彼女が辞めるのは)遅いか早いかの時間の問題だったかなとも思ったり。次の仕事はまだ始めてないのだけど、『病院はもうちょっと…』となってたから、それならそれで別の、長く続けられる仕事に就ければいいなと思う。それが何かはわからないけど。

映画が終わったのが7時ちょいで、夕飯の仕度はハハ任せ。なので明日はまたちょっとがんばってあげないとだ。蕗のレシピをいくつか拾ってあるので、まずはそこからだな。蕗のアンゼリカも作ってみたいし。
にしても昨日今日とえらい寒かったねぇ。昨夜のあたしの部屋なんて8℃だよ、8℃! ムックの膝掛けをしまわなくてよかった、だったもん。(しまってたら出してたと思うけど) 今朝なんか土砂降りの上、雷まで鳴って、ランチ行くころに晴れたのが奇跡みたいに思えた。そんで明日の朝も寒くて、日中は20℃超えるかもとか、わけわからん。それで梅雨になるの? 何だかなぁ~。いっけどさー。











(´ー`)


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by yukimaru156 | 2018-05-11 00:02 | 行った観た読んだ | Comments(0)
三味線の音色で折り紙を操る少年、クボ。彼は幼いころ、闇の魔力を持つ祖父に襲われ、クボを助けようとした父親は絶命、クボは片目を失い、母と共に辺境の地に潜んで暮らしていた。しかしクボが禁を破ったために闇の刺客に見つかり、母も失ってしまう。両親の仇を討つ旅に出たクボは、サルとクワガタという仲間を得、そして自身を狙う祖父と対峙することになる。そこで明かされる、最愛の母が犯した罪とは…。

ストップモーションアニメの傑作と言われ、ゴールデングローブ賞他多数の受賞&ノミネート作品てことで、以前から気になっていた。ストップモーションアニメはどこまで進化してるのか、てのも興味あったけど(も、CGと区別つかないとゆーか、たぶん併用されてるんだと思うけど)、「アメリカ人」がなぜ「古き日本」を舞台に選んだのだろうな、そこをどう描くのかな、という興味もあった。(なぜ「古きアメリカ」ではダメだったんだろな)
ま、そこはチラシで謎が解けた。何のこたーない、監督が黒澤と宮崎を敬愛する日本マニアだから、だそーだ。ふふーん。

物語はそうフクザツではなく、むしろ"そこんとこはもっと掘り下げて語ってもらわないと…"みたいなとこもあり(つまりツッコミたい)、映画の出来としてはちょっと物足りなさも感じる。とは言え、冒頭、クボが投げ銭目当てにかき鳴らす三味線と(曲はすべて吉田兄弟だ)、中空で折られては形を成し、また解け、縦横無尽に舞う折り紙たちは圧巻で、墓石に灯篭を灯して死者と語らったのち、川に流す「精霊流し」の情景も美しく、刺客との壮絶な闘いもまたいい動きを見せてくれる。
三味線なのになぜ「二弦の秘密」? てのは後半にわかるのだけど、祖父である「月の帝」がつまりは何者なのかとか、クボの目を狙う理由とか、そのあたりが曖昧とは言わないけど語られないので深味がでない…気がした。母親の罪ってのもねぇ~そうチラシに書かれると「え、どんな?!」とか思っちゃうけどね。それを罪とするならば、なぜそうなのか、てのを知らしめてくれないとね。

クボが健気でいい子なのでついホロリとしてしまったりもする割には、観終わると「んん~?」とか思ってしまう。
アメリカ人が描く日本だから無理があったとは言わない。北斎とか広重とかに加えて国芳も出てきて(彼らの絵に触発された絵だな、てことね)、好きなんだねぇ、日本。アリガトウ、て感じなんだけど、やっぱり微妙なズレは感じる。どこが、と言われると困るんだけどさ、まずちょっと考えてみてよ。「日本人らしい男の子の名前を二文字で」と言われて(苗字じゃないよ、名前だよ)、「クボ」と応える人はまずいないよね。大事にしろと言われてる家紋入りの着物だけど、家紋にあんな簡略化されてない「まんまの絵を背中にばん!」てのもまずない。そういう、重箱の隅を突きたくないけど些細な違和感、みたいなのがね、あ、日本人が考えたモノではないな、となるんだね。
もっとも、いまの日本人だって同じような描き方しちゃう気がするけど。

随所に出て来る、三味線+折り紙の光景はどこも素晴らしく(欧米の人にとって「折り紙」って結構特別らしいね)、見てて楽しいのだけど、そもそもこの不思議な力はどういうことなのか、てのが最後までわからなかった。祖父が月の帝ってことはそれなりの魔力を持ってるってことで、母親にもその力(折り紙を操る力)があったのだから継承されてるってことだと思うのだけどね、関連性てのがわからない。
つかさ、「三味線で折り紙を」てのを「描きたかった」から「こうなった」ので、深い意味はないのかもな。

珍しくハハが行きたいとゆーので2人で出かけて、夕飯はお外。生パスタとピザを食べたのだけど、ハハが『初めて食べた』とか言ってた。そーか、初めてか。それは良かった、美味しいところで。
帰宅前に24時間やってるスーパーに立ち寄ってちょっと買い物。帰宅したら結構降ってきて、いまはもう本降り。明日もお休み。嬉しい~。









( ̄▽ ̄)

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by yukimaru156 | 2018-05-03 02:21 | 行った観た読んだ | Comments(0)

ちぎり絵ざっか作家 さゆきの  雑記帳


by yukimaru156